ふん受け方法の普及をお手伝いするボランティアグループ

ここでは、フンを受け取ることを目的としたふん取り器(フン受け用具)の中から、それぞれのニーズにあった最適なものを選び出すために必要だと考えられることをまとめています。



[一般的、よくある質問]


*市販用具について

問1 フン受け用具としてのふん取り器にはどんな種類がありますか?

用具は、(a)受け、(b)柄、(c)受け袋から構成されています。
@「受け」には、
その構造により、受け枠、受け箱、布製袋、網袋等を使用するものがあります。
また、受け袋の保持方法、枠開閉機構の有無、蓋の有無等により、いくつかの種類があります。
さらに、受け袋を受け枠等に仮留めする方法としては、押え枠、クリップ、引っかけ、専用輪ゴム、汎用輪ゴム等を使用することにより、いくつかの種類に分かれます。
A「柄」には
短柄、長柄、伸縮柄、中折れ柄等の種類があります。
B「受け袋」には、
専用袋、汎用市販品袋、スーパーレジ袋等を使用するものがあります。
袋には、透明、不透明、消臭袋等があります。
C「受け袋」を使用せず、
「受け」(受け箱等)で、直接ふんを受け取り、後で水洗いする種類もあります。

問2 フン受け用具としてのふん取り器の選択時に、特に留意することはありますか?

それぞれの用具には、それぞれの特徴がありますので、HPでよく調べてください。

ここでは、一般的な留意点を羅列します。

@飼い犬の排ふん時のくせ(姿勢等)に関して
●特に小形犬、メス犬等腰を低くするため、地表面との隙間が狭いケース
留意点: フン受け器の受け枠の高さが小さいものを選んでください。
理 由: 狭い隙間に用具の先を差し入れる必要があるため。
●立ち木、壁等に向かってするくせ、草むらの中でするくせがあるケース
留意点: フン受け器の受け枠の高さが小さく、柄と受け枠の取付け角度がついていないものを選んだ方が枠を垂直にして使用する時に使い易くなります。
理 由: 立ち木等との隙間に用具をほぼ垂直にして差し入れる必要があるため。
このようなケースでは、用具でお尻の穴をふさぐように差し入れるのがコツです。
A飼い主さんの体力(特に足、腰)に関して
●前屈みの姿勢が困難なケース
留意点: ご自分の身長にあった寸法の長柄、軽量なものを選んでください。
B散歩時のファッション性に関して
●気になる方のケース
留意点: 携行しても負担に感じないもの、小物入れ等に納まるものを選んでください。
C構造上のチェックポイントに関して
●受け枠への受け袋取付け方法について
留意点: 取付け、取外しが簡便なものを選んでください。
●受け枠と受け袋の固定方法について
留意点: フンの重さで、受け袋がズリ落ちたり、風等により、不用意に受け袋が外れたりしないものを選んでください。
留意点: 一般にフンの重さは、他サイトのデータを参考しますと
   小形犬で  10 〜 100グラム
   中形犬で  50 〜 200グラム
   大形犬で  150 〜 400グラム  程度です。
数匹を同時に散歩させるときは、その合計になります。
これらを考慮すると、500グラム以上の耐荷重は欲しいところです。
●伸縮柄タイプについて
留意点: 柄を伸ばした時に軸が回転し易いと不用意に受け枠が回転してフン受けに失敗しますので軸を固定できるものを選んでください。
●使用時の器具汚れ防止について
留意点: 使用時、枠部分にフンがついてしまうことがあります。
受け袋を取り付けたとき、枠に露出部分が出来ない構造の器具もあります。
用具はそのような観点から選択しておくと、後々が楽になります。

問3 フン受け用具として、どんなふん取り器が市販されていますか?

現在までに50種類以上の用具が市販されています。

それらの用具の詳細は、それぞれのHPでご確認ください。
市販品紹介ページにまとめています)

今後も新しい用具が市販されましたら、その時点で追加します。

大きさ等については、市販品形状比較表もご利用下さい。同一縮図で表示しています。

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